「アルバイト面接で何を話せばいいかわからない」
この悩みを抱えている方、意外と多いのではないでしょうか?
特にカードショップなんていう未知の職種ならなおさら。
そこで今回は晴れる屋でスタッフ採用を管轄する人事責任者の松橋さんと、店舗で数々の面接を行ってきた現エリアマネージャーの笹井さんに「カードショップで採用される秘訣」を伺いました。
左:松橋季土(まつはしひでと)さん
人事チーム責任者。IT系の会社で18年勤めていたが、晴れる屋の知人の紹介で入社。
右:笹井峰広(ささいみねひろ)さん
エリアマネージャー。晴れる屋大阪店(現TC大阪)のオープニングスタッフとして入社し、大阪店(TC大阪)と日本橋店の店長を歴任。
はじめに
――まずはじめに、お二人の人事に関する業務について教えてください。
松橋:採用に関する部分だと、社員アルバイト全ての採用業務の監修をしています。特に今年は社員の中途採用に力をいれたため、スカウト採用など外部媒体を通した採用活動も担当しました。
笹井:主に面接を担当しています。何人くらいやったかというと……200名いくかいかないかくらいかな。数えてないので正確な数はわかりません。
――晴れる屋には月何件くらいアルバイトの応募が来るのでしょうか?
松橋:今は店舗もかなり増えたので、全部含めると月30件は来ていますね。多いときだと50~60件の月もあります。
特にハレツー(晴れる屋2)の応募がかなり多いです。
笹井:MTGの方だとTC(東京・大阪)は月10件くらい、ほかは1件あるかどうかですね。正直全然足りないです。
――ぜひこの記事を読んで応募してくれる人が増えて欲しいですね。年齢層はどのあたりが多いのでしょうか?
笹井:メインは20代~30代の男性です。ポケカだとグッと幅が広がって、女性からの応募も多いですね。
松橋:学生や主婦の方からの応募もあります。
自慢、自分語りを全力でやってほしい
――もう少し踏み込んだ質問をしたいと思います。お二人の中で「面接に受かりやすい人」とはどのような人でしょうか?
笹井:コミュニケーションがうまい人。つまり対戦していて気持ちいい人です(笑)
ハチャメチャに負けても「いやぁ負けましたわ~(笑)」みたいなリアクションが取れる人は面接にも受かりやすいと思いますよ。
松橋:今まで何をやってきたっていうのを明確に伝えてくれる人がいいですね。「晴れる屋に入った後にこういう活躍をしてくれそうだな」っていうイメージがしやすいので。
笹井:でも聞いたことに対しては正直に答えてほしいです。もし空白期間があっても「ちょっと家でゴロゴロしてました」って言ってくれたほうが「じゃあ仕方ないな」って割り切れるので(笑)
――逆に「この人は合わないな」と思うのはどういう人でしょうか?
松橋:私の場合は「晴れる屋に入った後に何をしたいですか?」という質問を必ずしていて、「特にない」って言われると困ってしまいます。
笹井:履歴書を書かない、書き方が汚い、中身を埋めない人はまず採用しないですね。
――なるほど、確かに履歴書空白は困りますね。では、面接が苦手な人のために採用される秘訣があればぜひ教えてください。
笹井:面接=自己紹介の場です。限られた時間、限られた材料で最大限自己紹介をしてほしいです。
面接の質問も「普段カードゲームをどんな感じでやっていますか?」とか「カードゲーム以外では何が好きですか?」とかありきたりなものばかりです。
「自己アピール」っていうと難しく感じてしまうじゃないですか。そういう小難しいものではなくて、自慢とか、自分語りでいいんですよ。
自分語りって普段の雑談とか居酒屋での会話とかではあんまり歓迎されないと思うんですけど、逆に面接の場では全力でやってほしいです!
松橋:自慢が苦手な人は、「ここに入ってどんなことがしたいか」を考えてみてください。そして「なぜそう思うのか」「そう思ったきっかけとなるエピソード」などをどんどん掘り下げていけば自然と話せるようになるはずです。
笹井:そもそも話すのが苦手な人は、履歴書をきちんと書き込んでくれれば大丈夫。それをもとに質問ができますから。
受け身になると損
――それではここからは晴れる屋で働いてみたいと思う人向けに、いくつか聞いていきたいと思います。お二人の晴れる屋で働く魅力はどのようなところでしょうか?
松橋:カードゲームを趣味でやってる人であれば、自分の好きなことだったり得意なことが延長線上として仕事にできて楽しめるっていうのが強みだと思います。
それとまさに今成長過程の会社なので、自分のやる気と能力を発揮してもらえれば上のポジションを狙いやすい。
笹井:ずっと現場で働いていた僕も強くそう思います。自分のセンス次第でやりたいことはなんでもできる、それが一番いいところなんじゃないかな。
チャンスはいろいろなところにあるし、もしチャレンジして失敗しても「次またやろうね」と言ってもらえる雰囲気の会社です。
マジックだって0-3する日もありますから。負けたらしゃあない。次勝てばいい。
もちろん勝つためにアップデートしたり、デッキを強くしたり、記事読んだり、上手い人に話を聞いたりとか、そういう工夫が大事なのはマジックも仕事も一緒ですね。
松橋:それとこの1年でかなり力を入れて人事制度を改善したので、皆さんがイメージしているよりも働きやすくなったのではないかと思います。
笹井:研修制度や評価制度など今までは整備しきれなかった環境面も、今は一般企業と遜色のないくらい成長した実感がありますね。
――晴れる屋に入社後はどのような研修が待っているのでしょうか?
松橋:まずは基本的な業務を覚えるための動画マニュアルを用意しています。業務ごとに初級・中級・上級と区分けされた動画を確認して、レジ打ちや接客といった店舗作業に入ってもらいます。
現場で作業に入る際にも先輩スタッフにマンツーマンで教えてもらいながら業務してもらう形を徹底しています。
一からすべてを教える体制が整っていますので、店舗や通販などの業務経験がないといった方でも安心してください。
笹井:あとは今期から評価シートを導入しています。できていて欲しい業務とか作業がリストアップされていて、それをこなして身に付けていけば昇給に繋がりますし、さらに社員登用希望の方だとその候補者として推薦されるようになります。
スタッフ自身もそれを見ながら、どこが足りてないのか、逆に自分の強みはなんなのかを確認できるので、目標を立てて働きやすい環境になっているんじゃないかなと。
――お二人が考える「今晴れる屋に必要な人材」について教えてください。
笹井:僕は一貫して「店をネガティブなイメージで使われるようなカードショップっぽくしない」ということを心がけています。
お店を綺麗に飾ったり、枠にとらわれない提案をしたり、接客を教えてサービスを向上させたりとかできる人は業界的にも足りていないので、そういった部分を補える力を持っている人はぜひ来ていただきたいですね。
松橋:部署の良くない部分を見つけたり、改善の提案をしてくれる人は大変貴重です。
以前店舗に良く通っていたお客様がスタッフ面接に来てくれたことがあったのですが、ユーザー目線でいろいろ提案してくれたので非常にありがたかったです。
――晴れる屋に入るためにはどれくらいマジックの知識やプレイ経験が必要ですか?
松橋:未経験でも問題ありません。マジックをほとんど知らないで入ってきて今はエリアマネージャーとして活躍している方もいらっしゃいます。
もちろんカードゲーム愛が強いに越したことはありませんが、それは入社して少しずつ持ってもらえれば問題ありません。
笹井:大阪店でのアルバイト採用の際に、「マジックは分からないけどデュエマはやっていて、とりあえずカードショップで働きたい」って大学生がいて、話が面白かったので採用したんです。するとその子がどんどんマジック沼にはまっていって(笑)
――気づいたらカードゲーム沼にハマっているというのは晴れる屋あるあるですね(笑)
それでは最後に、お二人から晴れる屋で働いてみたいと思っている方へメッセージをお願いします。
笹井:僕が言いたいのは「受け身になると損」です。
言われたことをやってるだけでは仕事なんて楽しくないでしょう。自分で考えて思いついたことを実行する。そうすれば仕事も楽しくもなるし、なんらかの成果が生まれます。
いろいろチャレンジしたい人は本当にぴったりだと思うので、ぜひ晴れる屋に来てください。
笹井:あとは、今の仕事に嫌気がさしてる人(笑)。
「就活キツイしちょっと一休みしようかな」っていう感覚でも大丈夫です。この会社は居心地がとてもいいので、合う人にとってはすごく合うんじゃないかなと思います。ウチ離職率もすごく低いんですよ!
松橋:会社としてもチャレンジする姿勢は積極的に応援します。
今年の4月に評価制度を刷新したんですが、新しい制度では「各々のやりたいことや目標を定めて取り組むこと」に対してより良い評価が生まれるようになりました。
松橋:晴れる屋はなにより「好きなことを仕事にできる会社」。
店舗も拡大していく最中ですので、店舗スタッフはもちろん、店長クラスの人員も全然足りていません。これから店舗が増えればさらに足りなくなっていくでしょう。
動機は仕事しながらマジックを覚えたい、触れたいなどでも全然構いません。
いろんな働き方に対応できますので、ぜひご応募ください。
ただ今晴れる屋では店舗数拡大のため新規スタッフを大募集中!
「将来的に店長やさらに上のポジションを目指したい」「転職期間のつなぎに」という方も大歓迎です!
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